放課後等デイサービス バババルーン
ダンス運動系療育とは身体の感覚をフルに使い、音楽やリズムに合わせてイメージや感情を動員させながら身体を動かす運動療育です。 楽しみながらダンスをすることで、体幹を鍛え「身体的」「心理的」「精神的」な成長を促し、ストレスの発散、そしてコミュニケーション能力や協調性・基礎体力の向上に繋げていきます。 2012年から中学校で必修化されたダンスを通じて認知能力を育み、社会的自立心を育てていきます。
運動系療育では「姿勢保持」「平衡運動」「移動運動」などの粗大運動を鍛えていきますが、なかでもダンスは、イメージや感情が動員されることで「自己表現能力」「コミュニケーション能力」の向上に特化しています。 感覚の統合が上手くいかない障がいがある子ども達に対し「体性感覚」とよばれる、いわゆるボディイメージやボディコントロール力を身につけていく事で、無駄なくスムーズな日常動作の実現サポートを行います。
ダンスは、全身を使って様々な姿勢をとったり、手足や体幹を連動させたしなやかな動きをします。 そのため「体全体の協調性(体幹やバランス能力)」を鍛えます。 また筋肉の柔軟性はもちろん、肩関節や股関節といった大きな関節を動かすので、関節の可動範囲が広がり、体全体のバランスのとれた柔軟性が身につきます。
ダンスでは手足を曲げたり、伸ばしたり、身体をよじったりして一つ一つの動きを身体全体で、音楽の世界観を表現します。 音楽のリズムやテンポ、歌詞やメロディーに合わせてダンスすることで自然と「表現力」が磨かれます。
リズム感は幼少期に養われるため、大人になってから養おうと思ってもなかなか難しいものです。 早い段階から音楽を聴き、リズムやテンポに合わせて身体を動かすことを習慣化することで、リズム感が養われていきます。 身についたリズム感は、ダンス以外にも「球を打ち返す」「縄跳びを飛ぶ」「楽器を演奏する」など実生活においてとても役に立っていきます。
みんなとタイミングを合わせてダンスを踊ることで「協調性」や「社会性」が養われます。 周りと助け合いながら、全員で一つのダンスを表現するためには相手を理解、尊重することが大切です。
ダンスは、体幹やバランス能力や柔軟性を養われます。 バランス感覚は、日常生活や運動においても重要なものです。 また、バランス感覚以外にも筋力や柔軟性、瞬発力、持久力が身につき子どもの基礎体力が向上することで、スムーズな身のこなしや、怪我の防止にも繋がります。