子ども達は遊びが大好きですよね。
大人も好きなことだからこそ、熱中するし、どうしたらいいのかより良い方法を探っていこうとします。
子ども達にとっての大好きな遊びだからこそ、遊びの中での手応えは大きいです。
御幸店では、ルールのある遊びを設定して、遊びの中でSSTを学んでいけるように取り組んでいます。
今月は、【新聞紙じゃんけん】をしました。
【認知・行動】ルールを理解して、ゲームに参加する。
【運動・感覚】指先を使って新聞紙を半分に折る。バランスをとって新聞紙の上にのる。
【人間関係・社会性】グループで活動する際の協調性を持ち、感情的な対立による不和を適切に対処できるようになる。
まずは、みんなでルールの確認をしました。【認知・行動】
・新聞紙を広げて上に乗ります。
・リーダーの先生とじゃんけんをします。
・『負け』と『あいこ』は新聞紙を半分に折ります。
・『勝ち』は折らずにそのままです。
・新聞紙に乗れなくなったら、おわりです。
・片足でのってもいいです。
確認したあとは、他に質問はないかを投げ掛けて、みんなで遊びを作り上げていく過程を大切にしています。
さあ、スタートです!
じゃんけんパネルでゲームを盛り上げます😁
みんなの「勝つぞ!」「やるぞ!」の意気込みがとっても伝わってきます✨
新聞紙を折る速度はそれぞれですが、一生懸命折っていることが伝わってきます。
『待つ』ことも大事です。
みんなでつくる遊びの雰囲気づくりから、一人ひとりの協調性が養われていることを実感します。【人間関係・社会性】
「キレイに折っていた方が乗りやすいよ。」のスタッフの言葉に
子ども達は指先をしっかり使って、丁寧に折っていました👍✨【運動・感覚】
だんだん小さくなっていく新聞紙に乗ることは、大変です💦
スタッフも一緒に参加してみましたが、足がぷるぷるでした🤣
揺れる身体を上手に保ちながら、必死な姿が、さらにゲームを盛り上げていました😊【運動・感覚】【人間関係・社会性】
1回戦、負けて悔し涙を流す子もいました。
意欲的だからこそ悔しい気持ちをもつことは当たり前です。
その気持ちを十分に受け止めることで、次への切り替えに繋がります。
今回は、2回戦は勝ったら1回戻せるというルールを追加することで、
『それなら、大丈夫かも』『それなら、できるかも』と思えることができ、
2回戦も参加することができました😊
切り替えられたからこそ、またひとつ経験に繋がり、できた自分を感じられます。
その参加の仕方が、2回戦は見る参加になったとしても、見ていて感じたことを聞いてみるなど、
その子が経験していることの手応えを感じられるように、丁寧に子どもたちに返していくことも大切にしています。
みんなで遊びを終えることも、一人ひとりの楽しかったという経験になり、雰囲気づくりに繋がります。【人間関係・社会性】
毎月、クッキングや製作、集団あそびなど、子ども達自身が興味を持ってもらえる活動を考えています。
これからも、一つ一つの活動での手応えを大切に、スタッフも一緒に楽しんでいきたいと思います😊🎵
放課後等デイサービス バババルーン福山御幸店